メニュー

AIで行く病院を探すのはどう?

[2026.04.18]

病院を「AIで探す」のはどう?

最近では、体調が悪いときにインターネットで検索するだけでなく、対話型AIに相談して「どこの病院に行くべきか」を尋ねる方が増えています。広島県東広島市の西条駅近くにある当院でも、AIを活用した情報収集の利便性については日々注目しているところです。

AIは膨大なデータから瞬時に回答を導き出すため、夜間や休日など、すぐに医療機関に相談できない場面では非常に心強いツールとなるでしょう。しかし、医療の現場においては、AIの情報を鵜呑みにするのではなく、上手に使い分けることが大切です。

本日は、AIで病院を探すことのメリットと注意点、そして私たち「みわた消化器内科・内視鏡クリニック」が実際の診療でどのようにAIを活用しているのかについて、医師の視点から詳しくお話しします。

AIによる病院探しや自己診断の現状

スマートフォンの普及により、誰もが簡単に医療情報にアクセスできるようになりました。特に最近のAI技術は進化しており、自身の症状を入力するだけで考えられる病名や受診すべき診療科を提案してくれるサービスも登場しています。

患者さんにとっては、膨大な検索結果から自分で情報を精査する手間が省けるため、効率的な手段と言えるでしょう。

医療現場におけるAI活用のメリット

AIを病院探しや健康相談に活用することには、以下のような利点があります。

  • 24時間いつでも気軽に相談ができる点
  • 自分の症状に関連する診療科を客観的に提案してもらえる点
  • 周辺にある医療機関の情報を整理して提示してくれる点

特に「何科に行けばいいかわからない」という初期段階において、AIは道標のような役割を果たしてくれます。東広島市周辺でも多くのクリニックがありますが、自分の症状に合った専門性を持つ医院を見つける手助けになるはずです。また、この検査をやってくれるクリニック、今の時間にやっているクリニック、など急いで情報を得たいときもとてもよいツールとなります。

AI活用の際に注意すべき点

非常に便利なAIですが、医療においては慎重に扱うべき側面も存在します。特に以下の点には注意が必要です。

情報の正確性とハルシネーション

AIは医者でもほとんど聞いたことのない病気についてとても詳しく知識もアップデートしてくれるので、大きな声では言えませんが自分も良く教えてもらっています。しかし時として、とにかく答えを出そうとしてもっともらしい嘘(ハルシネーション)をついたり、医学的にあまりよくないとされることを提案することがあるため、AIの回答だけで自己判断し、受診を遅らせることは避けてください。

個別の背景を考慮できない点

AIは一般的なデータをもとに回答しますが、患者さん一人ひとりの既往歴や体質、生活習慣までは完全に把握できません。実際の臨床では数値に現れない微妙な変化を捉えることが重要であり、これは看護師による丁寧な問診や観察、医師による診察、検査などでしか得られない情報です。

院長自身はどう思っているか

これらを踏まえると、AIで行く病院やクリニックを決めることは、「とても有用だけどそれだけで決めるのはよくない」と思っています。実際自分が病院にかかるとすれば、一番参考にするのは「リアルの口コミ」です。特に、知っている医師が勧める病院やクリニックにはとても安心して受診できます。ネットで見ることができる各種の口コミや、おすすめサイトもとても参考になるものが多いですが、これも全幅の信頼を置けるかというと疑問です。リアル口コミを得られない地域でかかるとすれば、まずはAIに聞いて候補をあげてもらい、口コミやおすすめを確認しつつ、実際にホームページをみて雰囲気や自分が受けたい治療や検査が可能かをみて考えると思います。

当院が取り組むAI併用内視鏡検査

私たちは、AIを「患者さんの情報を探す道具」としてだけでなく、実際の「診療の精度を高めるパートナー」として積極的に導入しています。当院の内視鏡診療では、AIを搭載したシステムを採用し、より見落としの少ない検査を目指しています。

内視鏡検査において、AIは医師の目とともに病変の可能性をリアルタイムで解析します。特に小さなポリープや早期の病変などは、医師の経験に加えてAIの解析を組み合わせることで、精度の高い観察が期待できるようになりました。AIの診断精度も向上してきています。

AIと医師のダブルチェック体制を整えることで、患者さんに提供する医療の質を底上げしています。東広島市で大腸内視鏡検査にAIを導入している施設はほぼ無く、こうした設備を整えることで、地域の方々が安心して検査を受けられる環境づくりに努めています。

内視鏡検査の詳細については「内視鏡内科(胃カメラ、大腸カメラ)」のページを参照してください。

利便性を追求したデジタル化の取り組み

当院では、AIによる検査補助以外にも、デジタル技術を駆使して患者さんの負担を軽減する取り組みを行っています。通院のハードルを下げることも、大切な医療サービスの一つだと考えているからです。

  • 待ち時間を短縮するためのWEB予約とWEB問診
  • 会計の手間を省くキャッシュレス決済の導入
  • 自宅から診察が受けられるオンライン診療の積極的な活用

AIやインターネットで病院を探されるような、デジタル活用に積極的な患者さんにとっても、ストレスの少ない診療体制を整えています。特にオンライン診療は、忙しくて通院が難しい方でも継続して治療を受けられるよう、力を入れている分野です。

「AIで探す」その先にある安心のために

AIで病院を探し、当院のホームページに辿り着いてくださった方もいらっしゃるかもしれません。AIが提案した「受診の必要性」を感じたなら、次はぜひ私たちのクリニックへ直接ご相談ください。

東広島市の西条町助実にある当院では、内視鏡検査の際に鎮静剤を使用し、苦痛の少ない検査を提供しています。リカバリルームや下剤内服のための個室も完備しており、プライバシーに配慮した安心の環境を整えております。

デジタル技術は進化しますが、最後は人と人との対話が治療の鍵となります。AIの客観的な視点と、私たちの専門的な診療を組み合わせ、皆さんの健康を末永く守っていきたいと考えています。

受診をご検討中の方は「受診のご案内」のページを参照してください。

 

この文章の作者

実綿倫宏
みわた消化器内科・内視鏡クリニック 院長

広島県東広島市において、地域密着型の消化器内科・内視鏡診療を行っています。内視鏡診療を中心に、AI技術やオンライン診療などを積極的に取り入れ、患者さんにとって「新しくて、優しい」クリニックを目指しています。おなかの悩みや健康に関する不安があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

HOME

ブログカテゴリー

ブログカレンダー

2026年9月
« 5月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME

AIくじいに質問